『人は何のために生きるのか。それはストローク(存在認知)を得るためだ。』E・バーン(・0・。) ほほーっ
交流分析で用いるストロークとは、抱きしめる・微笑む・ほめる(肯定的ストローク)蹴る・にらむ・怒る(否定的ストローク)を意味します。人は身体を維持していくために栄養が欠かせないように、ストロークは心の栄養として不可欠なのです。
幼少期になると両親や周囲からの存在認知が少ないと感じた時、肯定的なストローク(ほめられる。抱きしめられる。など)は、気分が良い物のそれを得るのはそれなりの努力が必要なので、肯定的なストロークが得られくなると、否定的なストローク(怒られる)でもよいから自分に関心を示してもらいたいと欲するようになります。
・・・・例えば、母親同士が立ち話を始めると、わざと怒られるような事をしたり、気を引きたいがためにいらずらをするなどです。
そして、大人になっても幼少期のストローク不足は潜在的にストローク飢餓にとして、現れたりします。(何度も同じ注意をされて、叱られるなど)
幼少期(12歳ごろ)までにいかに肯定的ストロークを与えるかで、その子のその先の人生を良くするかが決まってきます。・・・しかし、この肯定的ストロークには、落とし穴があり、・・・『100点とったのね。偉いよ。(条件的ストローク)』これは、100点でなければ偉くないという事になる。無条件に相手を褒めていない。
・・・・子どもを無条件に愛する・褒めるという事の大事さ!!
そして、このことは大人に対しても言える事で、褒められて嫌に思う方はいなく、肯定的ストローク(今日の洋服は素敵ですね。微笑みながら、挨拶をするなど)をいかに発するかで、自分にも肯定的なストロークが多く帰ってきます。その結果、ストローク飢餓にも陥ることはありません。
褒め上手な方というのは心が本当に満足された人なのです。
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