「永遠の眠り」に順番ってあるのだろうか

今年に入って主人の父の胃に腫瘍があると知らされた・・・
 
 
７７歳の父の胃は取ると言う決断をせまられ・・・・
 
 
父はやめた・・・・・胃を取るのを
遠方の孫である息子たちは、先月、大好きな小倉ラーメンを一緒に食べ、元気を与えることが出来、父が大喜びで遊戯にお礼を言ってくださった。

 
遊戯の両親と同居している兄夫婦・・・・
兄嫁といっても遊戯より若く、結婚も半年違いで、子どもも同じ年の娘が一人・・・彼女の目のを奥のガンが見つかって、もう１０年になる・・・
・・・入院は最初の一年だけで、後は普通の生活が出来る・・・
 
・・・薬を飲むと眠くはなるが、医師からは働く事や、車に乗る事もOKされていた
 
 
６年目から抗がん剤を定期的に飲む事に・・・・
 
 
・・・兄嫁は車で、一時間かけて買い物も行ける・・・食べる事も大好き、テレビも大好き、ショッピングも大好き・・・
 
・・・食事の支度が苦手、お片付けが苦手、洗濯が苦手、働く事が苦手。そして、苦手な事を全てやらなくなる・・・・
 
・・・・・これが、病気なんだと気がつく・・・・
 
頭にメスを入れる・・・脳の中のガンを焼く・・・
 
これが、どういう意味・・・人間を変える・・性格が変わる・・
 
 
・・・以前の遊戯は彼女の事を心配していたのに
 
・・・・今の遊戯の心は複雑・・・
 
毎日、テレビを見て、カタログショッピングをしたり、車で出かけて買い物をする彼女の高額医療を払うのに、母が内職と家事を引き受け、父が田畑をし・・・会社から帰った兄が食事の準備をする・・・
 
 
遊戯の両親が遊戯に会いたかった理由・・・
 
 
内職が気になった母は一泊しか泊らなかったが、遊戯の手料理を満足そうにしていた・・・
 
・・・・そして、順番を飛び越えたように昨日、主人がとってもお世話になったかつての上司、気がつけば取締役・・・５５歳の若さで、倒れてすぐ亡くなった・・・。
 

今を生きる・・・・
 
 
天国にどれだけ多くの経験値を持って行けるかが楽しみの遊戯
 
苦手な事でも嫌だと言わない遊戯の根源がそこにある・・・